




2021年09月30日
9月28日(日)宇部市男女共同参画センターにて民族芸能アンサンブル若駒による「ずっこけ狂言ばなし すってんオヒャヒャーおきゃ~がり」を上演しました。
もともと「ずっこけ狂言ばなし」は2019年に公演予定でしたが、コロナウイルスの影響で延期に次ぐ延期の末、1年半ぶりにやっと実現できたため、見る側にとっても演じる側にとっても今回の公演はとても感慨深いものとなりました。
演目は間抜けな鬼が登場する「節分」と、二匹のタヌキが物見遊山のために人間に化けて都を目指す「二人大名」の二作。
セリフの掛け合いが面白く、「昔の言葉遣いが難しくて子ども達は物語の世界に入り込めないかも?」という心配をよそに、子ども達はどちらのお話もとても楽しんでくれていました。
公演終了後には狂言の所作を体験するワークショップも開催され、参加した子ども達は太郎冠者、次郎冠者になりきって楽しんでいました。
まだまだコロナウイルス感染症はいまだ終息せず、不安な日々が続きますが、
公演の機会が激減して厳しい状況にあっても踏ん張って活動を続けていらっしゃる劇団の方達、そして子ども達のためにも一日も早く終息しますように・・・
2021年06月29日
6月27日㈰宇部市文化会館3階で例会「ピアニカの魔術師」の公演を行いました。
前日からの雨もすっきり上がり、コロナ対策のため受付は外で行いました。
ピアニカの魔術師こと、ピアニカ奏者のミッチュリーさん、ドラムのSEAIさん、高田亮介さんの3人による「」ピアニカの魔術師。
動画配信も行っているので知名度も抜群。一般のお客さんもたくさん来場していました。
だれもが知っているアニメソング、クラシック、JPOPをかっこいいアレンジで演奏して観客の心をガッチリつかみます。
会場には小学生くらいの子ども達もたくさん来ていたので、ミッチュリーさんはピアニカの裏技奏法を、SEAIさんはカスタネットの連続打ち法をレクチャーしてくれました。
楽しくて明日学校でやってみたくなるような裏技の数々にみんな興味津々の様子でした。
ミッチュリーさんの楽しいお話とかっこいい演奏で楽しい時間はあっという間に過ぎました。
大人も子どももたくさんの元気をもらえた素晴らしい公演でした。
例会を担当された運営スタッフ、藤山ブロックの皆さん本当にお疲れ様でした。
「ピアニカの魔術師」のみなさん、すてきな時間をどうもありがとうございました!
2021年01月25日
1月24日(日) うべ★子ども21では初の試み、Zoomを使ったリモート子育て講演会を行いました。
当初は会場を借りての開催を予定していましたが、宇部市内でもコロナウイルス感染者数が増えてきたことを考慮し、急遽オンラインでの開催に。
初めての試み、しかも直前での予定変更だったため運営スタッフは対応に追われましたが、無事講演会を開催することが出来ました。
講師は人形劇団むすび座の高光浩一さん。
高光さんは山口県の出身で、むすび座による3月例会「オズのまほうつかい」※の舞台監督をつとめていらっしゃいます。
高光さんからは、子ども達が同じ舞台を見ていながらも一人ひとりが異なった箇所にフォーカスを当てて観ていること、いちいちセリフで説明しなくても人形や靴や布などの道具を使った表現を、子ども達が自分の想像力をはたらかせてストーリーを理解して楽しんでいることなど、子どもと人形劇についてのお話をしていただきました。
また、1つの人形でも、試作をいくつか作りその中から選んでいるなど、制作の舞台裏のお話や、今回の「オズ」の見どころについてもお話しいただきました。
講演会の最後にはむすび座事務局の吉田さんより、子どもの頃に観た舞台公演は忘れていても心の奥深くに刻まれていて、その子の人生の支えになっていることを例えを出してお話していただきました。
高光さん、吉田さん両名のお話によって、子どもの成長にとってどれだけ演劇が重要な役割を担っているかを再確認できるよい機会となりました。高光さん、吉田さん心に残るお話をありがとうございました。
今回は残念ながらリモート講演会でしたが、一日も早くこのコロナ禍が終息し直接お会いしてお話が聞ける日が来ることを願ってやみません
2020年08月25日
8月22日㈯、毎年恒例の「ときわ湖畔ナイトウォーク」を開催しました。
今年はコロナウイルスの影響で参加者も少なく、ホットドッグ作りなど飲食を伴うプログラムも行わないため少し寂しいナイトウォークとなりましたが、そんな中でもなんとか子ども達に楽しんでもらるよう、当日彫刻広場の彫刻をライトアップできないか宇部市に相談したところ、快諾してくださり、前日にはこんなメッセージまでいただきました。
ご協力ありがとうございます!
いよいよナイトウォーク当日。
心配していたお天気も問題なく、集まった子ども達はあいさつを済ませると、3つの班に分かれてチーム対抗しっぽ取りゲームなどを楽しみました。
ゲームの後は、各自が持ってきたおにぎりで腹ごしらえをしながら日が沈むのを待ちました。
日が暮れてあたりが薄暗くなってきたところで、いよいよナイトウォークのスタートです。
みんな約6キロのコース、頑張って歩いてね!
こまめに休憩・給水をとりつつ、事前にもらった彫刻の作品リストと照らし合わせながらコース上の彫刻を見ていきます。ライトアップされた彫刻の一つ一つを子ども達は興味深げに見ていました。
ときわ湖畔周遊コースも後半に差し掛かったところ。
ここは毎年子ども達の休憩場所になっている志賀政夫さんの「空をみんなで眺める」という作品。
椅子に腰かけて青空を見上げるのが本来のコンセプトのこの作品も、今日は歩き疲れたみんなの休憩所になっていました。休憩の後は、いつもの青空とは一味違う夜空を見上げて作品を楽しんだかな?
頑張れ!ゴールまであと少し!
そしてついにゴール!
全員、ケガや熱中症になることもなく無事ゴールにたどり着きました。
みんなよく頑張ったね、お疲れ様!短い今年の夏休みの良い思い出作りになったかな?
後日、ナイトウォークの様子を宇部市の方もSNSで紹介してくださっていました。
コロナウイルスの影響で今回はいつもとは少し様子の違うナイトウォークとなりましたが、子ども達を送り出してくださった保護者の方々、お手伝いのスタッフの方、宇部市のご協力のおかげで楽しく無事に行事を終えることが出来ました。
イベントにかかわってくださったすべての方々、猛暑の中本当にお疲れ様でした。そしてご協力ありがとうございました!
2020年07月22日
7月18日(土)宇部市文化会館3階ホールにてPAN NOTE MAGICによる「スティールパンオーケストラ」を開催しました。
数日前に県内で新たな感染者が出たというニュースがあり不安もありましたが、今回の例会の担当の恩田ブロックの皆さんは1階の受付に大きな座席表を用意して、来場者の方にはその表を見ながら1階で希望の座席を指定して、開場時間までは自分の車などで待機してもらうようして、会場が「密」にならないように工夫してくださっていました。
この座席表は席取り状況がパッと目で見て分かり、とてもいいアイデアなので次回以降の例会でも参考にしていきたいと思います。
会場の飾りつけはスティールパンのふるさとトリニダード・トバゴをイメージした南国ムード。
いよいよ開演時間。PAN NOTE MAGICの皆さんはじつに5か月ぶりの公演だそうです。
前半はディズニーのリトルマーメイドの劇中歌「アンダー・ザ・シー」、ジブリメドレー、ドラえもんのテーマ曲「夢をかなえてドラえもん」など、子ども達もよく知っている親しみやすい曲中心の演奏で、となりのトトロのテーマ曲「さんぽ」の演奏が始まると会場の子ども達も一緒に歌っていました。
演奏の合間にはスティールパンとはどんな楽器なのか、紹介もしてくださいました。
一番大きなシックスベーススティールパンを傾けて中がどうなっているのか、見せてもらいました。
また、男性メンバー2人によるスティールパンがどうやって生まれたかを説明するお芝居はとてもコミカルで、会場からは笑い声が聞こえてきました。
後半はビバルディの協奏曲「四季」から「冬」、日本の民謡「こきりこ節」、本場トリニダード・トバゴのコンテストで演奏された曲「If you really want it」などバラエティに富んだ選曲で、PAN NOTE MAGICの演奏の魅力を十分に楽しむことが出来ました。
公演終了後には、すてきな演奏のお礼に恩田ブロックの子ども達からPAN NOTE MAGICの皆さんプレゼントを渡しました。今回公演を共催した宇部音鑑の方達も久しぶりの例会をとても楽しまれたようで、プレゼント贈呈の後に音鑑の会員さんの席から「アンコール!」の声が上がっていました。
PAN NOTE MAGICの皆さんは最後にアンコールに応えて、唱歌「ふるさと」を演奏してくださり、この日の公演は無事終了しました。
公演後の片付けも終わり、最後にメンバーの方達と記念撮影。
例会担当の恩田ブロックの皆さん、お手伝いしてくださった皆さん、会場の準備だけでなくコロナウイルス対策にまで気を配っていただき、本当にお疲れ様でした。
そして、PAN NOTE MAGICの皆さん、すてきな演奏をありがとうございました!
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